変形性膝関節症

原因
じん帯損傷、半月板損傷、軟骨損傷、骨折など膝は多くのケガが起きやすい部分です。
膝は立っている状態でも体重の負荷をほとんど受け、歩く時で体重の3倍、階段の昇り降りで4~5倍、走れば7倍にもなり、スポーツなどではプラス捻じれなどの力が働くので膝を支えるじん帯や骨、膝の中にある半月板や軟骨などが損傷を起こしやすいと言えます。
治療法
膝に負担をかけないようにすることが第一です。安静状態を保ち、早めに来院して検査をしましょう。
当院では程度によりますがテーピング等での患部の保護やシーネと呼ばれる支えを作り固定をした上でマイクロカレントで治癒促進の治療、治癒後のリハビリまで行います。

ジャンパー膝

原因
ジャンパー膝はその名の通りジャンプ動作の多用を原因として発症します。
ジャンプ動作は、飛び上がった瞬間と着地した瞬 間の二度にわたって膝に強い衝撃を与えます。
飛び上がった瞬間は自分の体重を持ち上げた分の衝撃が膝に負担が掛かりますが、着地した瞬間は自分の体重に重 力を加えた衝撃が膝に掛かります。
膝への強い衝撃を伴うジャンプ動作を繰り返すことで、膝を動かす腱の損傷を招き炎症の原因となります。
治療法
ジャンパー膝は放置しておくと腱の断裂を招いたり骨が前に凸出したりする為、出来るだけ早いうちに対処しておくのが大切です。
初期のジャンパー膝は、運動後のアイシングで痛みを抑えるように心がけてください。
ジャンパー膝の症状はジャンプ動作に伴って起こりますが、単に安静にするのは効果があまりありません。
治療と練習を並行的に行うことが重要です。
完全に痛みが消えてから復帰しようと考えると、時間がかかりすぎてしまいます。
その間に筋力は低下し、スポーツ能力も低下します。細かな症状を聞き、観察し繰り返し行うことで完治に向かいます。